「ネイティブっぽくしゃべりたい!」・「外人の英語ってなんていってるのかわからない〜!」方は The Enlgish Coarch | Stefaniさんの動画を見てみよう!
はじめに
日本中の、英語に興味あるけど全然しゃべれないさん(もちろん自分も)が釘付けになった中田敦彦さんのYoutube大学「日本人はなぜ英語が話せないのか?」編。
この動画を見て「もう一回、話せる英語に挑戦したい!」とやる気になっている方も多いのではないでしょうか。
動画内で紹介されている「海外ドラマはたった350の単語でできている」も人気が出ています。
話すための英語を習得する手段とは?
動画では、話すための英語を習得する手段として、数多ある英語のYoutube動画を活用し、
- 自分の興味ある分野を選択
- 英語字幕動画を毎日シャドーイングする
ことが提言されていました。
中田さんが自分もやってみたい!と取り上げられていたのは、NasさんことNuseir Yassin氏が世界を旅しながら毎日1分間の動画を1000本公開した、Nas Daily。
Nas Dailyは世界のリアルな現状、人々の素顔が知れる貴重な動画です。
Nasさんはイスラエル出身、ハーバード大学で勉強された努力家ですが、一時期はオンラインゲームにハマって、一日中ゲームをして周りの人に呆れられていたというなんとも親近感のある経験もお持ちとのこと。
ちなみにこのオンラインゲームをしまくっていた時、他のユーザーとの会話は全て英語であり、英語の語彙、発音、イントネーション、センテンスを改善して、万国に通じる英語を習得されました。
フォニックスもやろう!
中田敦彦さんの動画ではもう一点、「フォニックスをやりましょう」というアドバイスも残されています。
フォニックス(英: Phonics)とは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。
出典:Wikipedia
フォニックスに関して、私は10年以上前に、この本を読んで勉強したことがあります。
オススメです。
中古しか出回ってないようですが一読の価値アリです。ストーリー形式になっていて実は泣ける。CDも付属。大充実です。
この本を読むと、発音記号がわかるので、辞書で引いた時に発音記号アレルギーが発症しなくなり、逆に発音記号を見るのが楽しくなります。
特に、子音の発音が非常に分かりやすく、日本語の発声とか、カラオケするときとかに切れ味のよい音が出せるようになって楽しいですね。(自分比)
注意点としては、発音記号は、辞書、本、Webサイトによってマチマチということを知っておかないとちょっとつまづきます。
特に ər 。Yes,Sir!の ər 。本や辞書によって表記が違うんです。
これは、この本が悪いわけでなくて、そもそも世の中で発音記号が統一されてないんですね。Google先生も独特ですし。
さて、発音記号もわかったしシャドーイングでもするか〜という気持ちを、「ネイティブのSpeaking Englishはいちいち全部発音しません!」とぶち壊してくれる動画がありましたので次にご紹介させていただきます。
The Enlgish Coarch | Stefaniさん
English Full:Timeの創設者、Stefaniさん。
ご両親はアルゼンチン出身でアメリカへ移住、Stefaniさんはアメリカ生まれ、英語育ち。
I’m a native English speaker from California
https://englishfulltime.com
スペイン語は教わってなかったのですが、14歳からスペイン語を勉強してネイティブと間違われるレベルに到達。
意図的にネイティブレベルに持っていった、その攻略法をYoutubeで紹介されています。
ポイントとしては、
- 英語は音楽のようなものと考えること
- ネイティブと同じフレーズを使う。ネイティブは同じフレーズを何度も何度も使う。
- ネイティブっぽさを出したかったら、特定の地域(North America, South America, UK, etc)の英語に絞る
- 私の動画を字幕見てシャドーイングしてください!
などです。
You have to start thinking about English like music.
Music has rhythm.
It has patterns.
It has flow.The English Coarch | How To Speak English Like A Native Speaker
ちなみにオバケの英語でも「英語とは音楽なんだよ」と書かれています。
シャドーイングの効果についてはネイティブお墨付き、ということですね。
その他に面白いのは、Fast Speachという題名の、ネイティブ独特の省略した発音を懇切丁寧に説明してくれている動画シリーズです。
シリーズ2では、「書く英語は時代遅れで、話す英語と全く別物」と言い切っておられます。
多くのセンテンスが紹介されてますが、単語1つだけでも話すときは、書き言葉の発音記号通りにはしません。
- especially -> ‘specially
- excuse me -> ‘scuse me
- fundamental -> funamenal
- probably -> prolly
などなど。
シリーズ3はほとんど早口言葉大会。
ここでも、「話し言葉の方が書き言葉よりも長く使われてきて、書き言葉は紙切れの落書きなどで意思疎通するための貧相な試み」とバッサリ・・
ちなみに、Stefaniさんの英語に対するコメントとして、ネイティブの方も「Stefaniの英語はすごくきれいで聞きやすいね!」と褒めておられます。
これはStefaniさんがスピーチコンテスト、合唱などで鍛えたものだとおっしゃってました。
確かにキレイで聞きやすいんですけど、めちゃくちゃハイスピードで、中田敦彦さんが動画で「プルルッとF1のごとく高速で過ぎ去っていく」と表現されていた英語そのものです。
聴き応えあります。
まとめ
- 話す英語を習得するための勉強の仕方として「英語字幕動画のシャドーイングがよい」というのは、英語ネイティブで他言語もマスターされた方もお勧めしていることがわかりました。
- 最低限の知識としてフォニックスは有用、ただし、話し言葉は発音記号通りに話されないことが多い、ということを心の準備として知っておきたいことがわかりました。
以上、ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!